平凡な毎日が過ぎていきます。
でも、もやもやする。今のままじゃ駄目なんじゃないか。
何がだめなのか?と自分に問いかける。
不安。
不安の川が心の底に流れている。
そしてその冷たい水は、静かに心を冷やしてゆく。
そもそも、問題を問題と思わなければいいんじゃないか、と心の中で思った。
そう、今までもそうだった。
問題を解決したいなら、「問題を問題だと認識しない」ことが一番の解決方法だった。
問題を問題視しなくなったとたん、問題が解決した
今までもそうだった。
問題を問題視しなくなった瞬間、心が羽毛のように軽くなった。
うつになったこと。
無職であること。
不美人であること。
その他自分の至らない点諸々。
問題を問題視しなくなったや否や、その「問題視していたこと」が解決するということもままあった。
例えば、「彼氏いなくても十分幸せじゃん…!」と気づいたあと、彼氏ができた。
大学卒業して無職の期間に焦った挙げ句、
就職できなくってもいいや。ブログやるし。
とブログに熱中し始めたら就職が決まった。(この時のブログはすぐやめたけど)
「解決しなくても全然大丈夫じゃん。」っていう境地に至ることができて初めて、問題が解決する。
逆に、自分の考え方が変わらないと、現状は絶対に変わらない。それを私は肌で知っている。
とある問題について悩んでいる間は、現状維持の段階。
つまり問題が解決できない状態が続く。
つまり、私が今「悩んでいる」ということは、現状はまだ変わらないということ。
では、悩まなくなるにはどうすればいいのか?
それは、問題を突き詰めれば見えてくる。
将来の経済的な不安
私が不安に思っていること。
それは、まだ先のことである結婚後、もしくは子供を生んだあとについてのこと。
私と彼の収入で、将来生まれてくる子供にやりたいことをやらせてあげる余裕があるのだろうか。
彼氏とは今は財布が別だけど、家計を一緒にしたら、不満を抱かずに仲良くやっていけるんだろうか。
要するに、私は「自分が将来、今よりも幸せじゃなくなること」を怖れているのだ。
世の男性方が結婚に二の足を踏む理由が分かる気がする。
俺(私)は家計を支えていけるのか?
幸福な家庭を築く責任を負えるのか?
でも、男なら、散々決断を先送りにした挙げ句「やっぱりこの人との結婚はやめとこう」なんて手段も選べるわけだけど、
女には元気な子供を生むためのタイムリミットがある。
で、ここまで書いて今ピンときた。
私は今、彼といて幸せであること。
一緒にいて幸せじゃなくなったらその時に別れればいい、と。
そもそも、結婚後に絶対に不幸にならない相手なんて存在しない。
病気とか失業とか、不運な境遇にあっても楽しくやっていける相手かどうかが大事。
そして、今の彼とならそんな境遇でもやっていけることは、今までの付き合いで証明されている。
ということで、不安の一つは解消の仕方が見えた。
でも、不安の種はもう一つあった。
このまま会社員でいていいのか?何者かになりたい欲求
モヤモヤの種のもう一つは、自分が会社員であること。
正社員というのはとても恵まれていて、私はその恵みを日々ひしひしと感じている。
でも、他にも何かしたい、という欲求が心の中を渦巻いている。
ブログは始めてみた。モチベーションには大分ムラがあるけど、まだやめてはいない。
作詞作曲が趣味なんです。
でも公表していない。なぜなら、曲が頭の中にしかないから。
これを形にしたいなぁ。
なんで「何かしたい」かというと、一言でいうと承認欲求ですね。
あとは自尊心の維持のため、というのもある。
会社員で終わりたくない、
「何か」をしたい、「何者か」になりたい。
こういう人間はとても脆いことを私は知っている。
何もできないことに気づいたとき、自分が何者でもないことに気づいたとき、心のどこかが壊れてしまうから。
本当に強い人間は、何者にもなろうとしなくとも、自分が何者でもなくても、楽しく幸せに生きていける人。
私はそういう人を見ると頭が下がる。
私は自尊心を維持するためには何か根拠を必要とする人間だ。
私は〇〇だから生きていていい。
私は〇〇だから卑屈になる必要はない。
というふうに。
でも、自己顕示欲とか承認欲求って必ずしも悪いものでもない。
人々の中にそれがないと、今よりも面白くない世の中になってるだろうと思う。
自分への愛を思い出せば多分この不満は消えていくんだろうけど、
欲求のままに何か行動を起こしてみてもいいのかもしれないと思ったりする。
当分は会社員を続けながら、趣味として。
そう決めた。これで一旦は、問題解決。
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