問題を問題と思わなければ、全ての問題は一瞬で解決するという話。

生きていれば、色んな問題にぶち当たる。

あーあ、どうしたらいいんだろ。

どうしたら解決するんだろう。

でもね、その問題、本当にそれ自体が問題なのですか?


そもそも、問題を問題と思わなければいいんじゃないか。

私の今までの色んな問題は、問題視しなくなった瞬間に解決してきた。


問題を解決したいなら、「問題を問題だと認識しない」。それが一番の解決方法。

目次

問題を問題視しなくなったとたん、問題が解決した

問題を問題視しなくなった瞬間、心が羽毛のように軽くなる。



例えば私の場合は、


うつになったこと。そのせいで二年大学を留年したこと。

無職であること。

不美人であること。

友達がいない。

彼氏がいない。モテない。

(その後、彼氏ができたけど)彼氏がすぐ会社をクビになるのでほぼ常に無職。

 



こういった悩みに、私は長い間とらわれてきた。


だけど、それぞれの問題について深く考え、

問題を問題視しなくなったや否や、その「問題視していたこと」が解消されてきた。 




例えば、

 ・(うつ病中に)別に治そうと焦らなくていいじゃん!うつ病なんだし!と開き直った瞬間、心が軽くなってうつ病が回復に向かった。

・就活せずに大学卒業して無職になり、「就職できなくってもいいや。ブログやるし」とブログに熱中し始めたら就職が決まった。

・(うつ病が治って)「なーんだ、彼氏とかいなくても十分幸せになれるんじゃん!」と気づいた後、彼氏ができた。 

・彼氏が無職で、「まあ無職でも二人が幸せならいいや」と広い心で受け入れたら、私が昇進して給料がめっちゃ上がって無問題になった。





どれも、悩んでいたうちは、全然解決する方法も分からなくて、途方に暮れていたのに。

吹っ切れた瞬間、嘘のように解決した。



「解決しなくても全然大丈夫じゃん。」っていう境地に至ることができて初めて、問題が解決する。



逆に、自分の考え方が変わらないと、現状は絶対に変わらない。現実はそんなに甘くない。

それを私は肌で知っている。

 

とある問題について「悩んでいる間は、現状維持の段階」。

つまり問題が解決できない状態が続く。

つまり、今「悩んでいる」ということは、現状はまだ変わらないということ。

 

問題を解決するには、「悩まなくなること」が必要なのだ。

では、悩まなくなるにはどうすればいいのか?

それは、「私は何を問題と思っているのか?」を突き詰めれば見えてくる。

筆者の事例

以下に、問題視しなくなった途端問題が解決した例を書いてみたいと思う。

お金の問題

私が不安に思っていたこと。

それは、まだ先のことである結婚後、もしくは子供を生んだあとについての「お金」のことだった。

 

私と彼(無職、かつADHDなので障害年金の収入あり)の世帯年収で、将来生まれてくる子供にやりたいことをやらせてあげる余裕があるのだろうか。

彼氏とは今は財布が別だけど、家計を一緒にしたら、不満を抱かずに仲良くやっていけるんだろうか。

 

この問題の根本は、「お金が足りない不安云々」ではなく、「自分が将来、今よりも幸せじゃなくなるのではないかと怖れている」ということだった。


 

世の男性が結婚に二の足を踏む理由が分かる気がする。

俺(私)は家計を支えていけるのか?
幸福な家庭を築く責任を負えるのか?

でも、男なら、散々決断を先送りにした挙げ句、「やっぱりこの人との結婚はやめとこう」なんて手段も選べるわけだけど、

女には元気な子供を生むためのタイムリミットがある。


 


で、そこまで考えて、私はピンときた。

「私は今、彼といて幸せである」こと。

「一緒にいて幸せじゃなくなったらその時に別れればいい」と。

 

そもそも、結婚後に絶対に不幸にならない相手なんて存在しない。

病気とか失業とか、不運な境遇にあっても楽しくやっていける相手かどうかが大事。

そして、今の彼とならそんな境遇でもやっていけることは、今までの付き合いで証明されている。



 

要するに、金がなくても、家族が幸せいっぱいであれば

だけど、お金がないせいでギスギスした家庭になる可能性があるのなら、そうならない程度のお金はあった方が良い。



そこで、私はNISAを始め、そして将来の家計のシミュレーションを、Excelで緻密に計算してみた。

子供が高校から私立に行った場合。
子供が一人の場合と二人の場合。
子供が六年制の大学に行った場合。
子供を留学に行かせた場合。

※彼がこの先も無職の体で。




すると、「あ、いけるかも」という道が見えてきた。

「なーんだ、大丈夫じゃん。無職旦那、どんと来い」精神が生まれた。



彼は今、バイクを買うためにバイトをしてお金を貯めている。

私は彼の生活に干渉しないし、彼も私を自由にさせてくれる。

そして何より、お互いに思いやりにあふれ、幸せな毎日を送っている。

(彼が基本的にお金がないのでお金がかかるデートに行くこともほとんどなく、)貯金もアホほど貯まった。




そうやって、経済的な不安が全くなくなったときに、ふと給料明細を見てみると、「えーっ、私がこんなにもらっていいんですか?」という年収額になっていることに気付いた。


よって、問題解消。

▼無職の彼氏/旦那との向き合った方法 詳しく書いています。
無職の彼氏との付き合い方・別れるか迷った時の12のアドバイス【経験者談】

▼収入自体も、問題視しなくなれば稼げるようになる説
お金なんか無くていい、と思えた頃にお金は稼げるようになるのだろう

自分が不美人でモテない問題

自分の容姿については、十年以上悩み続けてきた。



だけど、自分の見た目を心の底から受け入れられたとき、

「本当はこうであってほしかったのに」という叶わない夢が消えて、

「まあ現状あるものから頑張るしかないな」という気持ちになった。



▼容姿も含め、自分の悪いところ全部を許した話はこちら
「自分を許す」ことでうつが治り、幸福度が上がる。


▼モテない悩みの解消方法の詳しくはこちら
モテない(恋愛できない)せいでうつ病になるのは自然なことなので解決策を考えた



「とりあえず今ある素材で最大限頑張ってみよう」という気になり、

洋服やバッグを買ったり、美容院で好きな色に髪を染めたり、化粧をしたり、

これまで苦痛だった「自分の容姿を改善しようとする行為」を始めてみると、それが楽しいことに気付いた。



そうやって、「今の自分にできること」をしていくうちに、自己肯定感が上がり、自分の容姿についてもそんなに深刻には思い悩まなくなっていった。



▼不美人による自己肯定感を上げる容姿磨きについてはこちら
【不美人の容姿磨き】パーソナルカラー・骨格タイプ・顔タイプを研究したら人生変わった
好きな色の服を着ると幸福度が上がって人生も変わった話




で、最終的に、自己肯定感が上がると「一人でもめっちゃ幸せじゃん?」状態になった。

そんなメンタル状態のときにとあるイベントで今の夫と出会い、彼氏になった。


▼幸せな恋愛に必要なことは、一人でいるときに必要なことと同じ
幸せな恋愛ができる唯一の条件は、一人でも幸せでいられるようになること

うつ病になった問題

うつ病になったときは、「どうしよう」「こんな自分は駄目だ」と思っていたうちは、症状は全く改善しなかった。


そして一時期はどん底にまで気分が落ち込み、「死にたい」と毎日思い詰めていた。



だけど、「このままじゃ本当にいつか自殺するかもしれない」という危機感が芽生えるほど危うい状態になって、初めて、「もういっそ、療養中なんだから、何も気にせず過ごそう」と思った。




「うつ病である」という問題を、問題視しないことにした。

だって病気なんだもん。



風邪を引いたときと同じように、何も気にせず、心配せず、「とにかく休もう」と決心した。

▼うつ病のときに心を休ませる正しい方法
【うつ病の心の休め方】うつの治療中はこの3つを守って心を休ませること

 


そして、「なーんにもしなくていいや~」とぐーたらと過ごしていると、はっきりと心が軽くなり、回復してくるのを感じた。



そうして、「うつ病になったってOK」マインドを続けていると、うつ病は完治し、

今ではむしろ「あの時うつ病になって、考え方を変えるきっかけになって良かったな」と心から思っている。

就活しなかった問題

大学時代に就活しないなんて大問題と思われるかもしれないが、

大丈夫、何とかなる。


▼大丈夫です
「就活しない」って大丈夫?社会不適合者なので大学時代に就活しなかった話【大丈夫です】

何も問題視していない今、幸せ

私は特に今現在も、何も問題視していない。


人によっては、私の現状について色々問題視したくなるのだろう。

・お腹周りがぷよってきてる。もっと運動しろよ
・夫が無職なんて問題だ。ひっぱたいてでも仕事に就かせろよ
・ブログもっとまじめに更新しろよ
・休みの日ぐらいちゃんと料理しろよ(平日は彼が作ってくれている)
・シーツもっと頻繁に洗え
・Youtubeばっか見るな
・仕事スキルを高める勉強とかしろ
・もっと人付き合いマメにしろ
などなど。


でも私はなーんにも問題視していない。

一切、なーんにも問題と思っていない。



もちろん、これは問題だ!と思ったら、例えば二の腕の肉がやばい!と思ったら腕立て伏せだってするし、

さすがに家事をずぼらしすぎている!と思ったら掃除するし、

一切何もしていないというわけではない。



ただ、問題視するハードルがめっちゃ高いだけ。そうそうのことでは問題視しない。



意識的に、問題視しないようにしている。

「あ、やばいかも」と焦りが感じられ始めたら、
「本当に?本当に私は心底それを問題だと思っている?それとも、世間一般の常識に照らしてそう思い込んでるだけ?」と自問自答する。

そして後者なら、スパッと問題を切り捨てる。

「問題ナシ」と判断する。




その結果どうなるかって?
めちゃくちゃストレスフリーで、
めちゃくちゃ幸せです。


▼あらゆる問題意識は「常識」から生まれるので常識を捨てよう
「常識」的思考を捨てたら幸せになった。その具体例を挙げたいと思います

このブログの運営者

生きづらさを解消し、幸せに生きる考え方・うつ病の治し方をお伝えしています。
過去にうつ病になり、自分の考え方を変えて完治させた経験があります。

MBTI診断でいう典型的なINFP人間。
モットーは「自分の幸せを第一に生きる」。
現在会社員をやりながらADHDの夫と暮らしています。

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