【彼がプロポーズしてくれない】結婚生活、男性に経済的に頼る気ですか?【自分で稼げ】

つくづく過去の自分は、無意識下で、経済的に男性に甘える意識を持っていたと気づかされる。

それはほとんど「呪い」じみた根深い意識だった。

ちなみに、私のパートナーは今も昔も無職だ。

ADHDで、すぐに会社をクビになる才能があるので、「もう向いてないから会社勤めしようとするのやめたら?」という私の言葉をきっかけにか、それからはバイト暮らし。(障害年金の収入もあり。)


そして私はというと・・・毎日ストレスフリーで、すこぶる幸せなのである。


彼は、私が帰ったら晩御飯を用意してくれている。

ゴミ出しも任せている。気が向いたら洗濯もしてくれる。


彼は贅沢しなければ生きて行ける、たまに遊びにも行ける最低限の収入はある。
欲しいものがあればバイトをして買っている。

正社員である私の方が収入は上だ。



そんな今では幸せいっぱいの私も、一時期は

このまま彼といて幸せでいられるのか、本気で悩みぬいていた。

でもその不安は結局は、「女って結局は男性に経済的に頼っていいんだよね」という摩訶不思議な、男尊女卑なのか女尊男卑なのかよく分からない人生観によるものなのだと気が付いた。


皆、その意識が男女ともに首を絞めていることにも気づかない。

そうして日本人は結婚しなくなり、人口が減っていき、やがて滅ぶのだろう。(暴論?)




私はそういう意味不明な意識からは完全に脱却した。

すると、結婚相手の男性を年収で足切りする女性の気持ちが、全く分からなくなった。

「あなたたち……自分の幸せを何だと思ってるの?」と、本気で首を傾げたくなる。




私が人生のパートナーと決めた彼は、それはもう人格がすばらしい。

愛情表現豊かで、私を一切不安にさせない。
タバコ、ギャンブル、酒、女遊びしないという賢明さがある。
借金もない。私にも借りない。
真剣な話し合いができる。


それだけのものを兼ね備えた人間が、一体いくらいるだろう。




「パートナーの収入を気にする」という呪いから解放され、私には「彼と別れる」という選択肢は消え去った。

「素晴らしい人格の彼と生きる幸せ」を選んだ。



彼が無職だろうが、それともどこで何でいくら稼いでようが、今は正直どうでもいい。
(晩ご飯を作ってほしいので、むしろ定職には就いて欲しくない。笑)

なぜどうでもいいかって?
彼と一緒にいると幸せな自分がいるから。

▼無職になった彼との向き合い方
無職の彼氏との付き合い方・別れるか迷った時の12のアドバイス【経験者談】



だけど、ある程度自分の給料が上がるまでは、経済面での不安は胸の底にずっとあった。


もし結婚して子供が出来たりして、

その子に好きなことをさせてあげるためのお金は?

自立するまで育て上げるためのお金は?

…私が稼がなきゃじゃん!!!

ということを、私は覚悟の上で、彼と一緒にいる。




そう。

私はこの境遇になるまで知らなかった。

男性がどんな思いで稼いでくるのか。

どんな思いで働いているのか。

妙齢の彼女と付き合っている男性が

どんなプレッシャーに耐えているのか。




女性は、男性のそんな重圧など知る由が無い。

だから簡単に言える。(もちろん、女性的にはとても勇気を出して切り出したりするんだけども)

「ねえ、そろそろ結婚とか考えたりしない?」



…私は声を大にして言いたい。


簡単に言うなーーーー!!!!!

目次

結婚したいなら経済的な負担の片棒を担げ

結婚したい女よ。

男の抱える重圧を理解しなさい。

彼が結婚を切り出さない、

うまく事が進まない女性は、

男性に無意識化で経済力を期待しているんじゃないですか!!

ねえ違いますか!


甘えるなーー!!!!(昔の自分に向かって)




かつての自分は、

若いうちにとりあえずウェディングドレスを着た綺麗な姿を写真に収めておきたいという

乙女でお花畑な夢で頭がいっぱいなアホアホ女だった。


彼が結婚にあまり乗り気でない、というそこのあなた。

「彼が倒れたときは私に任せな、一家養うぐらいの気概はあたしにだってある」

と胸に拳を当てて言えますか。


言えないなら結婚しないほうがいい。(暴論)


というか、あなたにそれが言えないのが分かってるから、男性は「結婚したイメージがつかない」と思ってるんじゃないのか。



たかが金、されど金。

男性は、

女性が自分に甘えている(または甘えようとしている)ことを無意識下で感じ取るのだろう。

はっきりと分からなくても、「なんか重いな」と。



だから、甘えの意識が強ければ強いほど、結婚に気が乗らなくなるのだろう。

「ごめん、この荷物重いわ。今の俺には、一生抱える決断とか無理だわ。」と。



その逡巡は正しいと思う。

病気になったときや失業したときに、

「これからどうするのよ?」と嘆き責め立てそうな女性とは、絶対に結婚しない方が良いよ。

そんな女性といたら、いつかうつになる。



「何、クビになった?

そんな会社やめられてよかったじゃない!

じゃあその間あたしが稼いでくるから、あんたはあんたで好きなことしてなさい!」

と言える女性と結婚しなさい。





そしたらうつ病になんてならないどころか、

彼は身軽でますます行動的に人生を楽しむことができるだろう。



そのためには、女性側のあなたが、自分の経済力に自信がもてるレベルに稼がなければならない。

男性にばかり荷を負わせない。



まずは仕事を頑張れ。

それから、NISAを始めるなどして、お金を増やす努力をしよう。

副業してもいい。何でもいい。誰かに依存する意識を捨てろ。



将来子供が欲しいなら、その養育費は彼を当てにするな。


本当に愛していれば結婚してくれるはず説

・・・でも、本当に好きなら結婚するはずでしょ?

という意見がある。

愛があれば結婚できる説。




そうかもね。

愛し合っていれば結婚したくなるのは自然な流れ。

彼は仮に愛しているとする。あなたのことを。

でも、あなたは?

あなたは彼の経済力に「依存」し、彼のお金を「利用」する気じゃないのですか?


それは愛なのですか!!!?






「病めるときも健やかなるときも、無職なるときも、うつになるときも」彼を支えらえますか?


彼が結婚をはぐらかすということは、

「彼女を支えていけない」
「彼女は支えてくれない」

と(言語化はできていなくても)どこかモヤモヤしてるのでしょう。



今や令和ですよ。

明日何が起きるかもわからない、

将来を真剣に考えれば考えるほど、

結婚する勇気がくじけそうになる。

結局は皆、一度は検討してみるんだけれど、

やっぱり「うーん…」「本当に大丈夫か…」と不安になって、

彼女の熱意に圧されて、

「彼女を愛しているから」と不安をごまかしながら、

外堀を埋められて、

ようやく(諦めて)決意するのかもしれない。


結婚の決断には勢いが大事、と言われるのにも頷ける。

女が稼ぎ、自立することの幸せ

そもそも、幸せになるためには結婚しなくたっていいんですよ。

そんな血眼になって結婚結婚結婚って、

こわいわ。


婚活もいいけど、

仕事に励むの楽しいですよ。給料上がるし。

あ、ブログやるのも楽しいですよ。

家族のために何十年と稼ぎ続けねばならないって、かなりの覚悟です。

その立場になってみないと分からない。


日本女性よ、そろそろ男性を解放してあげませんか。

自由にさせてあげませんか。





女性がもっと甲斐性を持って、男性を年収という数字で見るのも、やめませんか。



時代はもう令和です。



まあ、かく言う私も

今の彼と出会ってこういうことを真剣に考える機会がないままだったら、

「いつか出会えるであろう高収入の男性」に依存する気満々だったかもしれない。


そして婚活をするもうまくいかず、

こんなはずじゃなかったと嘆きながら人生を生きていたかもしれない。




うちは今、彼が専業主夫です。

私が働き手を担うことには、嬉しい面もある。

家に帰ったら、なんと!
彼が晩ご飯を作ってくれているのである!!

しかも毎日上達している。早く嫁に来い。(後に結婚しました)

これは、想像以上の幸せだった。

「女に生まれたからには、私は一生飯炊き女」

と思って生きてきたので、

「え?作らなくていいの?まじで?まじで?やったーー!!!」

と、毎日歓喜している。(※料理は私も一応好きです)



仕事をしていると、

帰ってきたら晩ご飯を用意してくれているありがたみが分かる。

男性の結婚へのモチベーションはこれかもしれない。



とは言っても、私は決してバリキャリではない。

自分の幸せが第一優先だし、定時で帰れるなら帰るし、高給取りでもない。


休日は家事もするし、

ちょうどいいバランスが大事、と思っている。



今の生活には不満がない。

少なくとも彼と私は、

「二人で笑顔で幸せな気分で過ごす時間が長いほどいい」
という価値観で一致しているように思う。


一番大切なこと

何が幸せかなんて、

そのときにならなければ分からない。

もしかしたら明日、大災害が起きて東京がなくなってしまうかもしれない。

結婚よりも経済力よりも、

そういうときに自分の脚で何とか立ち上がれるか、

そして支えたい人を支えられる腕があるか。

(一応言っておくと、腕や脚というのは比喩なので、腕や脚がない人でも「そういう心意気があるかどうか」ということです。)


「嫁ぐ」だけが幸せじゃない。

「稼ぐ」だけが幸せでもない。


女は黙って飯炊いてりゃいいなんて時代じゃない。

というか、黙って飯炊かせられてるんなら、それがちょっとでも不満なら、吠えろ。

私なら吠える。


そういう女性特有の苦悩も私は知っている。

「家にいる私の苦しみを夫が分かってくれない」

という感覚を知っている。


そして、外でずっと仕事していると、逆に

「家にずっといるのに何がそんなに大変なんだ」

と思いたくなる気持ちもわかるようになった。

だからね。

相手のことを「分かったような気持ち」でいてはいけないということ。

他人の持つ苦しみは、他人には絶対に理解しきれないものだと心得ること。


夫婦であっても恋人同士でも、

まずお互いの考えを知るには、話を聞いて話をすること。

一人で悶々とせず、察しようとせず、

先入観を持たず、広い心で、

あなたの愛する人の考えに耳を、心を傾けること。

そして、あなた自身の考えを落ち着いて丁寧に伝えること。






私は、「結婚って何のためにするの?」と彼に問いかけたことがあった。

本気で、彼にとっての、私と結婚するメリットが分からなかったからだ。

でも私は彼に答えを迫らなかった。その質問は自分の中で自分なりに答えを出した。


▼その時の彼との対話について
マリッジブルー気味になったので結婚の本質的な意味やメリットを真剣に考えてみた



それから、「○歳の間に結婚したいな~」と何かの折にぽろっと言ったこともあるらしい。

私は深い意味は無く、何となく思っていたことを口にしたに過ぎない。





それからは、特に結婚については何も話題に出さずに、毎日自分のご機嫌を保つように努めて過ごしていた。





すると、その「○歳」が来た時にプロポーズされた。

ずっと、『結婚って何のためにするの?』という○○ちゃんの質問の答えを考えてた」と言われてびっくりした。

私の中ではもう終わった話題と思っていたからだ。

その「答え」とともに、彼は私に結婚を申し込んでくれたのだった。






こういう言い方でいいのかもしれない。

(いつ結婚してくれるの?ぐぎぎぎぎ)と彼を睨んで、空気で圧をかけるのではない。

言葉で、さらりと、あなたの一番求めていること、あなたの一番大切な思いを彼に伝えてみてほしい。


彼があなたを愛してくれているなら、あなたがぽろっとこぼした言葉をきっと覚えている。


そして真剣に考えて、真剣に答えを出してくれるはずだ。

強くあれ、女よ

それでも、もしも、彼が煮えきらないなら、

「俺の経済力じゃ云々カンヌン…」

とのたまうようなら、


「ばっかもーん!誰が私のために稼げと言った!!なめんなーー!!金なんかどうでもいい!!私はアナタと添い遂げたいんじゃー!!!」と伝えておやりなさい。

そして、

自分の分くらい自分で稼ぐわ!!ついでに将来の子供の養育費も私がちゃんと貯金しとるわ!!ついでにNISAとiDeCoで老後資金も安泰じゃ!

とほっぺをぐりぐりして、

さっそうと稼ぎに出ていらっしゃい。




男性に結婚を迫るなら、それくらいになりなさい。



家に帰った時には彼も

「おそれいりました。結婚指輪はどんなやつがいいですか。」

と言ってくれるでしょう。

あ、うまくいかなくても責任は取りません。


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生きづらさを解消し、幸せに生きる考え方・うつ病の治し方をお伝えしています。
過去にうつ病になり、自分の考え方を変えて完治させた経験があります。

MBTI診断でいう典型的なINFP人間。
モットーは「自分の幸せを第一に生きる」。
現在会社員をやりながらADHDの夫と暮らしています。

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