俗に言う「OL」って何やってるんだろうと
好奇心に駆られて会社員になったような
ものですけども、
会社員になった私は
「何もしてない」に等しいような感じなので
結局OLというのが何をするものなのか
分からない。
デスクに座ってスイッチが入ってから8時間
何もしてないわけがないのだけれど
それでも、何をしたという実感や
何かができるようになった感じはない。
そもそも仕事なんて「適材適所」な場に放り込まれさえすれば、
自分ができることをしていれば歯車は回るもので
別に取り立てて何かができるようになる必要もないし
できるようになるわけでもない
ただ「自分はこういうことができるのだなぁ」と発見するだけのこと。
自分ができることなんて、できて当たり前
別にすごいとも思わないので
何をしたところで
自分のことを「すごい」とか「出来る女」だなんて思えるわけがない
周りから見れば私は「何かをしている」ように見えるのかもしれないけど
やっぱり私は「大したことは何ひとつしていない」と思っていて
暇つぶしといえば良い暇つぶしで
お金ももらえるし
信用もつくし
生活リズムは安定するし
収入と比例して精神状態も安定するし
まぁメリットが多いので続けているわけです。
ただ私のライフワークは別にあって
私が一番輝く場所は
会社のデスクではなく
強いリキュールを飲みながら黄色いランプの下で自作の曲をピアノで爆弾きする(そんな日本語はない)瞬間で
それは最高に最高な瞬間です。
その時が一番「自分が何者かである」のを感じる
一番「自分」を感じる瞬間
でもそんなものを生業にすると私のメンタルがもたないので
私は会社員を続けている。
快適だしやりがいもあるし
ストレスもないし楽しいと言えば楽しい
すごく楽しいとすら言えるのかもしれない
何もしていないに等しいような
こんな生活の先には何もない
そんな気がした日の翌日には
楽しくて楽しくて
恋をしたときのようにワクワクと動機が止まらなくなることもある
昨日はそうだったけど今はそうなっていて
ただの会社員にしては私は幸せにやっている方だと思う。
会社の中では一番いてもいなくてもいいようなポジションだから
いつやめてもやめさせられても全然構わないと
入社してからずっとそんな心意気のままなのだけれど
小さな会社だと
そんないてもいなくてもいい社員すら大事にされる。
そんなに手厚くしてどうすんのと思う。
この世は全くどうしようもないなと思う。
どうしょうもない社会で
どうしようもない私が
どうしようないくらい幸せになれることに
私はもう微塵も疑問を持っていない。
一度自分に絶望して立ち直ったあとに入った会社だから
自分にはさらさら期待をしていない
それが却ってよかったし
これからも私はそのままだと思う
何ができるか何が楽しいかを知っていくだけで
持って生まれた脳みそも両手もこのまんま
どこにいてもこんな感じで生きていくんだろうなーと思う。
結局会社にいようが何をしていようが
私は私で私たりえるのだ。
そう思うと悩みも何もなくてブログに書くネタがなくなるので
少し困ってしまう。
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