パーソナルカラー・骨格タイプ・顔タイプを自己診断して研究したら人生変わった

親にもらった大切な顔に向かっていうのも何だが、

私は不美人だと思う。(ブスとか不細工とか、そういう言葉は嫌いなので使いたくない。)

 

自分の顔のレベルは、自分に対する周囲の反応を冷静に見ればわかる。

 

小学生、中学生、高校生。

私はおそらくいつでも、可愛い子の引き立て役(添え物)だった。

 

 

元々の顔のパーツの配置が、いわゆる「美しいバランス」では生まれて来なかったのだ。

顔も面長で、かつ下膨れなので、顔がでかく見える。

しかもむくみ方次第では朝起きた時に片目だけ一重まぶた、片方だけ二重まぶたになる。(左右対称なほど美人で、左右非対称なほど不美人に見えるものだ。)

かつ歯並びも悪い(歯列矯正をしていた)、感情表現に乏しい、などいろいろな要因が重なって、

私は自分を「不美人」だと認定していた。

 

小中学生時代は標準体型より少しスリムぐらいだったのだが、

高校生になって、自分を変えたいとおもって、過激なダイエットをした。40㎏を切ったところで生理が止まり、母親に怒られた。

それから少し体重が戻り、束の間、華奢な体型を手に入れてまあまあ楽しい日々を過ごした。

しかし大学受験勉強を始めてからは、ストレスで摂食障害になり、体重が増え、自分の外見がいよいよ嫌いになった。

 

そして、標準体型かそれよりほんの少し上ぐらいの体型のまま、私は大学生になった。

 

痩せてもいないし、左右非対称な顔の自分は世界で一番ブスだと本気で思っていた。

 

 

でも、紆余曲折あり、今ではそうは全く思わない。

 

桜は桜。

バラはバラ。

平成の某ヒットソングの「どの花が一番かなんて争うこともしない」というスタンスになった。

 

人の外見は客観的な順位を付けられるものではない。

順位をつけるとしたら、それは主観的な基準によるものだ。

 

皆に人気のあの子は赤い赤い薔薇かもしれない。

でも、私は薔薇になれなくても良い。

そう考えるようになってから、外見が良くて得をしている人を見てもあまりモヤモヤしなくなった。

 

目次

うつ病を治すために外見磨きへと奮起

自分で自分を「醜い」と感じてしまうことは、うつ病を悪化させる。

だから私は、うつ病を治すために、不美人なりに精一杯外見を磨くことにした。

 

 

とはいえ、当初は、正直言って

「外見磨き」などというものには抵抗を感じた。

「外見を気にしてばっかりの女なんて、頭空っぽの馬鹿」だと、どこかで思っていたから。

 

でも、色々試すうちに分かって来た。

 

女性は、悲しいことに、外見次第で社会からナメられやすい。

社会に身を置く覚悟のある女性は、最高のパフォーマンスを見せるためには、決して自分の外見にも手を抜くべきではないのだと。

 

化粧にもろくに興味を持ってこなかった自分こそが、社会をナメていたのだと。

 

 

明るい色の服を買い、髪を染めて伸ばし、化粧を練習し、筋トレをし、・・・と、色々と試しているうちに、

セルフイメージが上がっていき、外見へのコンプレックスは薄れていった。

それと比例して、接する人々が自分に優しくなっていくのを感じた。

 

 

自分と社会を隔てる”容姿”にどれだけ責任感を持っているかは、周囲の人間に伝わる。

「お、そっちがそれなりの覚悟を持って社会に出てきているのなら、こっちもそれ相応に扱わさせてもらうぞ」となる。

だから、自分の外見改善に本気で取り組み始めると、邪険に扱われることがなくなっていくのだ。

(時にこの世にはびこる外見至上主義にうんざりしてはくるが…。)

 

 

実際に、私が外見を変えるために具体的に何を行ったかというと、ポイントは4つだった。

①ファッション

②ヘアスタイル

③化粧

④体型

 

④は、初心者向けのジムに週1回程度通って、だらしないシルエットにならないよう引き締めた。

気が向けば自宅で軽い筋トレも行った。

 

①②③は、ネットで

「パーソナルカラー診断」

「骨格診断」

「顔タイプ診断」なるものを知り、

それらの自己診断を行って、自分を魅力的に見せるためのヒントを得た。

 

自己診断ではあるが、

理論的に「このタイプには似合う」とされている服を着ると褒められることが多いので、

そう外れてはいないはずだ。

 

①ファッション

自分に似合う服。

そのヒントを得るために利用した「骨格診断」。

 

3タイプあるうち、私は典型的な「ウェーブタイプ」というものらしい。

 

体格が

・なで肩、

・間接が目立たない(出っ張らずにむしろへこんでいる)、

・輪郭がなだらかな曲線で、直線っぽさが一切ない、

・横から見ると平らで薄っぺらい体型、

・太ももの前側が張っていて、膝上に肉が乗りやすい。

 

ウェーブタイプは、きれいめなOLスタイル、女子アナスタイルが似合うとされている。

 

逆に、カジュアルが似合わない。(体操服みたいになる)

かっこよすぎる格好も似合わない。(着られてる感がすごい)

 

また、「パーソナルカラー診断」(似合う色診断)では、

スプリングタイプ(春タイプ)だと思われる。

このタイプは、黄味がかった明るい色が似合うとされている。

 

通りで、ラベンダー色のアイシャドウが全く発色しないわけだ。(優しい寒色が映えるのは夏タイプ)

皆が着ている”黒”がどうしようもなく似合わないわけだ。(黒が似合うのは冬タイプ)

母や妹が貸し借りし合っているカーキやテラコッタカラーの服が私には着られないわけだ。(二人は秋タイプ)

 

 

これらをふまえて、服のコーディネートに際して厳守しているのは4つ。

①ウエストを高い位置で絞る

②きれいめで軽い素材

③トップスかボトムス、少なくともどちらかは明るい色

④若作りにならない

以上。

 

①は、トップスは必ずインして、ボトムスのウエスト位置を高めに持ってくる。

こうしないと、めちゃくちゃ脚が短く、太って見えてしまう。

 

②の服の素材は、

夏によく売っている綿や麻調の素材は、顔のきめが粗く見えてしまう。

ハリのある硬くて分厚い生地も、「画用紙でも巻き付けてるの?」という感じで浮いてしまう。

冬は、ざっくりローゲージのニットもやはり野暮ったく重たく見える。

だから、持っている服はとろみ感のある化繊や、きめの細かい、または編み目の見えない)アンゴラニットなどが多い。

 

④若作りにならない

ウェーブタイプの服装をすることで一番気を付けたいのが、これ。

下手すると、「冷静に鏡見てみ?」と言われそうな、

「自分を女子アナと勘違いしているおばさん」になる。

 

 

しかも、パーソナルカラーが春タイプなので、

セオリー通りにいくと、私に似合う服は

「淡いパステルカラーの小花柄のハイウエストワンピース」とか

「オフホワイトの胸元リボンまたは袖フリルのブラウスに、きれい色のひざ下フレアスカート」

というものが提案されてしまう。

 

こんなもん、アラサーに似合うわけがない。痛々しいだけである。

 

若い頃似合っていたからといって同じ服を着続けると、いつのまにか顔と服の年齢がズレていく。

これは常に気を付けようと意識している。

 

 

②ヘアスタイル

うつ病を療養するあいだ、

私は世を離れて「出家」する覚悟で、

ロングヘアをばっさりとショートヘアにし、黒く染めていた。

 

 

でも、パーソナルカラーは春、骨格診断はウェーブということで、

この髪型は「一番似合わない」スタイルだったようだ・・・。

 

 

まず私は、色んな髪色や髪型をシミュレーションできるアプリ(こういうやつとか:MakeupPlus)を色々インストールしてみて、

自分の顔写真に色々な髪型を当てはめてみた。

その結果、「似合う」ヘアスタイルは、セオリー通りだった。

 

直線的なヘアスタイルは似合わない。

おしゃれな外ハネスタイルは、なんか雰囲気にそぐわない。

根元近くから緩くウェーブした外国人風のスタイルも、だらしない感じになる。

 

結局、女子アナ風のふんわり内巻きヘアスタイルや、毛先近くにパーマをあてたAラインのスタイルが一番綺麗に見えた。

 

次に髪色は、

とりあえず黄味がかっていれば良し、のようだ。

アッシュカラーとか憧れるけど、顔色が幽霊みたいになりそう。

 

結果、ブラウンの毛先内巻きセミロングという量産型ヘアになってしまった。

しょうがないけど、似合っていないよりは良し、ということで、当時はそこに落ち着いた。

(今はショートに切ったり色々楽しんでいる。)

 

④化粧

正直、まだ全然化粧はうまくないと思う。

 

ネットでサイトや動画を見たりして化粧の仕方の練習をしたが、

化粧は難しい。奥が深い。

 

ネットで「顔タイプ診断」をして分かったのは、

顔と言うのはざっくりと

・直線的か、曲線的か。

・線が長いか、短いか(身長は関係なく、「大人顔」か「子供顔」か、ということらしい)。

で分けられるということ。

 

私は、自己診断では

「輪郭やパーツに直線要素が一切ないこと」と、

「面長」であることから、

フェミニンタイプ」かな、と自己診断した。

 

実際に、眉毛を今までやや直線気味に書いていたのを

長めのアーチ型にすると、だいぶバランス良く見えるようになった。

 

とりあえず、「似合う色」と「直線か曲線か」「長いラインを意識するかか短いラインを意識するか」を判断するために、

自分はどっちが似合うのか、色々試してみるのが良いのかもしれない。

 

 

外見磨きは結局は良いこと尽くし

うつ病の療養初期の頃は、黒のVネックニットとか、黒のスキニーパンツとか、

モノトーンばかり着ていた。

「明るい気分になんてなれそうもない」という気分が服選びに反映されていたのだろう。

 

 

自分のタイプを知って、外見磨きを始める決意をしてからは、

コーラルピンクのニットやオレンジ色のワンピースを思い切って買ってみた。

 

そして、それらを着て行ったイベントで、今の彼氏に見染められたのだった。

服の色の力を知った瞬間だった。

 

 

最初に「不美人」と書いたが、今では生まれつきの顔が好きだ。

 

服選びや化粧を学ぶことは、とても楽しい。

「自分はデブでブスだ」と卑屈になっていた時とは大違いで、自己肯定感も上がる。

 

自分を飾ることになんか興味が無い、と思っていたけれど、本当は違ったのだ。

「自分はどう頑張ったって綺麗にはなれない」とこじらせて、諦めていただけだった。

 

もうアラサーの域に入ったが、30歳になると今までのファッションや化粧が似合わなくなり、「迷走」する人が増えるという。

だからこそ、私は年齢を重ねることを楽しみにしている。

自分がどう変わっていくのか。

それに合わせて、どう装いを変えていくのか。

 

女性に生まれたからには、最大限楽しく生きていくのだ。

このブログの運営者

生きづらさの解消方法・幸せに生きる考え方・うつ病の治し方をお伝えしています。
過去にうつ病になり、考え方を変えることで完治させた経験あり。

典型的なINFP人間。
モットーは「自分の幸せを第一に生きる」。
現在会社員をやりながらADHDの夫と暮らしています。

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