恋愛の問題の解決法は、別れるか、問題視するをやめるかの2択だ。

その人と付き合っていくことを自分で決めたのなら、

その人が「変わる」ことを期待してはいけない。

 

目次

なぜなら、彼は変わらないから!

やってほしいのにやってくれないこと、

やめてほしいのにやめてくれないこと。

 

 

「そのうち考え直してくれるはず。」

「いつか始めてくれるはず。」

「今度こそやめてくれるはず。」

 

いいえ。

彼は変わらない。

 

彼がそれをやめることはないし、

彼がそれを始めることはない。

 

 

そもそも、

人一人の行動を変えるような、

そんなスゴイ力があなたにあるわけがない。

 

そんな大したこと、あなたにできるわけがないのだ。

それを受け入れるべし。

 

 

「彼が私の思い通りに変わってくれること」を期待することは、

「今のあなたじゃ受け入れられません」ということだ。

 

それは「彼が彼であること」を否定することになる。

 

 

これはとても不幸な事態である。

こっちは精神を摩耗するし、

向こうも「自分を受け入れてくれていない相手」からの見えぬプレッシャーにピリピリする。

 

 

じゃあどうすればこの不幸な事態を脱出し、幸せになれるのか?

 

答えは2択だ。

 

1つ目は、彼と別れること。

2つ目は、問題を問題視しなくなること。

 

1つ目の解決策 彼と別れる

 

誰かと付き合うときは、

「一緒にいてもし私が不幸になったら、いつでも別れられるぜ!」

という気概がいる。

 

 

そのためには、

一人でも目一杯楽しめる力をつけなくてはならない。

 

「彼がいないと味がしないの」

なんて心意気では、一人の人間とも向き合えない。

まずは自分と向き合え。

 

 

彼が「自分が求める彼」でないと気がすまないようではいけない。

 

 

彼との愛を育む前に、

「一緒にいて苦しいばかりの相手とは別れます」

「それより一人のほうが自由で楽しいから」

という自立心を育てよう。

 

 

2つ目の解決策 問題を問題視しなくなる

「彼と別れることは考えられない」

または

「別れようとまでは思えないけど…」

と煮えきらないなら、こっちを考えてみよう。

 

「今感じている問題を問題視しなくなる自分」に生まれ変わるのである。

 

 

ただしこれは、彼と別れるよりも格段に難しい

 

なぜなら、

別れるのは物理的に距離をおいて連絡を断つことで達成できるが、

 

こちらの解決策は

「自分自身の価値観をぶっ壊さなければならない」

からである。

 

 

 

「彼氏とは、恋人同士とは、かくあるべし」

「恋愛関係の育み方はかくあるべし」

「愛とはかくあるべし」

という、

女性として大切にしてきた恋愛観。

 

それを一度ひっくり返して、

まっさらな状態にしないといけない。

 

 

そして、

「まあ、こういうあり方もいいよね」

と広い心を持てるようにならなければならない。

 

 

コツは、

ある程度「自分の人生」と「彼の人生」を切り離して考えて、

彼の人生にはあまり重く責任を感じないことだ。

 

そして自分との違いを「人間って多様で面白い」と考えてみたり、

「私は人としての大いなる成長のチャンスを前にしているのだわ」

と捉えてみたり。

 

 

 

問題を問題視しないまでに心境を変化させることは、

人によっては「アイデンティティの崩壊」と言えるほどの大きな変化である。

 

だから、簡単にできることではない。

 

 

 

しかし、不思議なことに

「こんなことは問題じゃない、今のままがいいや!」と思えるようになった頃に、

彼の行動(や境遇)が変わることがよくある。

 

 

あれだけ変わってほしいと望んでいた頃は何も変わらなかったのに、

別に今のままでいいのよ、という心境になったら不思議と叶う。

 

 

これは別に不思議な現象ではなくて、

ただ単に彼が

「自分を受け入れてくれている」と心底安心できる環境になったおかげで

パフォーマンスが上がったからだ。

 

自分を肯定してくれる環境の中でこそ、

人は最大限に活躍できる。

 

 

 

逆に、

「本当は○○してほしいのに…」

という彼女からの無言のプレッシャーは

彼には「意味不明な圧」「謎の不機嫌」として伝わってしまう。

 

それが窮屈で逃げ出したくなる。

 

 

彼を変えようとしても無駄。

自分が変わるしかない。

 

 

彼が無職なことに悩んでいた自分

彼が無職だった頃、私も悩んでいた。

 

彼と別れるか、彼を受け入れるかの間で

常に揺らいでいた。

(念のため言うと、彼には生活費の収入はあったので、ヒモだったわけではない。

金を貸してくれと言われたら別れていただろう)

 

 

しかし、自分の仕事が忙しくなるにつれてそんな悩みは薄れていった。

 

そしていつしか、自分の収入に自信がついたことで悩みは消え去った。

 

自立心が芽生えると同時に、

「ああ、私はどこかで“彼氏(旦那)”という存在に経済的に依存する気でいたのだな」

と気づいたのだ。

 

そして、毎日ご飯を作って待っていてくれることを心底感謝し、喜ぶようになった。

 

(女は経済的に自立すると幸せになれる→結婚できないのは男に経済的に頼る気満々だからよ。女たちよ自立せよ

 

 

そうやって「現状満足度」がMAXになった頃に、

彼にも仕事が舞い込んでくるようになった。

 

しかも彼の得意分野ど真ん中の内容で、

彼はこれまでにも増して生き生きし始めた。

 

 

おかげで今は無問題。

あの時別れずに見守ることに決めたのは英断だったな。

 

まとめ

彼のことが好きなのもいいけれど、

それ以前に自分を好きでいなさいよ。

 

自分を犠牲にしてまでその人と一緒にいる必要はない。

別れという選択肢は、常に頭の片隅に浮かべておけ。

 

その人と一緒にいることが幸せなら、

彼を変えようと思わずに、自分が変わろうとすること。

そうしたら彼は変わっていくはずよ。

 

お試しあれ。

このブログの運営者

生きづらさの解消方法・幸せに生きる考え方・うつ病の治し方をお伝えしています。
過去にうつ病になり、考え方を変えることで完治させた経験あり。

典型的なINFP人間。
モットーは「自分の幸せを第一に生きる」。
現在会社員をやりながらADHDの夫と暮らしています。

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