運動するとネガティブ思考をやめられるのでジムに通う【うつの予防】

目次

根っからのネガティブだった私

私は、物心ついた頃からネガティブ思考の根暗だ。

 

 

心の中が層でできているとしたら、

下から二番目くらいの層は常にうっすらと「憂い」を帯びている。

 

 

運動はメンタルに良いというが、内心は半信半疑だった。

 

一番よく運動をしていたのは中学のときで、

毎日部活で筋トレをしていたが、

正直その頃が一番精神的ストレスが高かったように思う。

 

逆に見れば、メンタルがどん底に落ちないように

運動が食い止めてくれていたのかもしれない。

 

 

 

そんな私が、

土曜日の朝、ジムに通うことになった。

体を動かすと、ポジティブになるというか

余計なことを考えなくなる。

それは実感する。

 

 

 

「考えてもしかたないや!」と、

行き詰まった思考を脱却できることもある。

欲求不満感が解消されることもある。

 

 

 

でも、数時間、数日経つとその効果は消えてしまう。

だから運動は習慣にする必要がある。

 

ジム通いを始めた効果

土曜日の朝。

お試しで彼の知り合いのジムに誘われ行ってみた。

 

これは良い週末の幕開けとなった。

 

 

土曜日の朝に予定があると、金曜の夜の自堕落が少しセーブできるというのも良い。

 

金曜の夜は心が緩みまくって、夜更ししてしまいがち。

晩ごはんのあとに寝てしまい、夜中に起きてお風呂に入ることもある。

 

 

金曜日の夜。

土曜日の朝。

そして土曜日のジム帰りにはやたら活動的になる。

 

とはいえ溜まった家事をこなすだけなのだけれど、

活動的になるというのは私には滅多にないことで、

なかなか爽快なものである。

 

 

 

誰にも誘われなかったらジムになど行くことはなかっただろう。

単純に体力・元気・やる気があまりないからだ。

 

だらしないんです。すみません。

 

 

活動的かどうかは生まれつき決まってるっぽい

「やる気を出すホルモン」の分泌量は、

生まれつきある程度決まっているように感じる。

 

 

「運動してる人の中にうつ病はいない」のではない。

「うつ病になる人はそもそも運動をしない」のだ。

 

 

つまり、「生まれつきやる気が足りない人」は、

自分一人で行動するには限界がある。

 

 

私のような内向的な人間は、

外部からの刺激を受けすぎると疲れてしまう。

だから出不精になる。

 

我が脳内という、温泉のようにほっと安心できる場所で、

「思考」という癒やしが必要なのだ。

 

 

運動している間は、思考に集中できない。

私がスポーツマンになれないのはそこである。

 

 

だけど、考え過ぎはネガティブを呼ぶ。

ネガティブ・スパイラルである。

 

そのスパイラルはどこかで流れを変えないといけない。

 

それには、何かしら体を動かすのが手っ取り早く効果的なのである。

 

 

運動すると逆に不安になる?

私のような人種は、

「思考停止すると不安になる」のである。

 

 

連日で体を動かしていると、あまりぐちゃぐちゃと考えなくなる。

 

「こんなに何も考えてなくて大丈夫か?」と逆に不安になってくる。

 

今、何かとても重要な問題を見過ごしているのではないか?と。

 

 

 

普段の私は、

「不安でいることに安心している」のだろう。

だから、安心することに不安を感じるのだ。

 

 

運動を続ければ、

「安心していることに安心できる」ようになるのだろうか。

 

 

そう思って数カ月。

 

ジム通いの効果かは分からないが、

今や自分のことを「根っからのネガティブ」とは思わない。

 

だらしないときもあれば、

活動的なときもあるが、

ネガティブ思考に陥ることはほとんどなくなった。

 

…すごい?

 

 

ジムだけのおかげじゃないだろう。

フリーランスの彼氏の仕事が増えてきたことや、

自分の仕事もまあまあ順調なこと、

引っ越して同棲を始めたこと。

生活リズムを整えていること。

 

そういった、不安やネガティブの種が解消したのも大きいだろう。

 

 

家でぐーたらしていても

「こんなんでいいのかなぁ」と思わなくなった。

 

あ、歳を取ったからというのもあるのかな。

 

 

運動すると気分が晴れる。

顔つきも変わっていくだろう。

 

鏡に映る見慣れた顔の目元は、

気のせいか、以前よりも晴れやかな気がするのだ。

 


 

こちらも:

【運動のやる気を出す方法】やれば気分が良くなる!と心に覚えさせればいい

散歩中に植物や花や猫を眺めるのが、うつ病の療養に良いようです

このブログの運営者

生きづらさの解消方法・幸せに生きる考え方・うつ病の治し方をお伝えしています。
過去にうつ病になり、考え方を変えることで完治させた経験あり。

典型的なINFP人間。
モットーは「自分の幸せを第一に生きる」。
現在会社員をやりながらADHDの夫と暮らしています。

目次